ホームホスピス訪問
 

 

今年の暑さは格別ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

今月初旬に父を見送りました。

介護生活に入る前に各種施術を学び、介護される父にも介護する母にもほんの少しの休息を取ってもらえたことは大きな慰めとなりました。

 

しばらくの実家滞在中に友人が働いている「ホームホスピスみぎわ」を再度訪問させていただきました。

スタッフの方々が心を砕いてお一人お一人に寄り添いつつ共に生活をされてる姿が伝わってくる素敵なホームです。

前回は居住者の方を中心に施術をさせていただきましたが、今回は施術ベッドを持ち込みスタッフ向けにお時間をいただきました。

 

お話をお聞きする中で特に印象的だったのが認知症との診断で最近入居されたばかりのご婦人についてです。

入居後しばらくは、大きな声を出されたり落ち着かれなかったりとお辛い日々が続いていました。

その後、細やかな観察から大勢で過ごすよりもお一人の静かな時を好まれること、クッションの紐を編んでおられる姿から以前「組紐」をなさっていたことなどがわかったそうです。

そこで少し離れたお部屋に移っていただき、再度「組紐」に取り組まれるようお勧めしたとろ’QOL’(生活の質)が上がり認知症の症状も改善されたそうです。

訪問された娘さんは「これまでのお母さん」と再会でき驚きとともに涙されていたということです。

 

父を含めそれぞれのラストステージがご本人にとってもご家族にとっても本当に大切なものであることを改めて思わされました。

 

よりよいケアを続けていけますように!との思いをこめて丁寧に施術させていただきました。

施術させていただいた私の方が恵まれた午後となりました。

 

上の写真は「ご自宅の生活では お役目だったという パン焼き。 みぎわでも。」とのタイトルの入居者の方による焼きたてパン。

 

そして、みぎわのお庭でみなさんで育てておられるお野菜。

できることを出来る人が。。。本当に居住者の方&スタッフで小さな家族といった雰囲気でした。